COMO「コモ」シンクのできるまで
COMO「コモ」カラーシンクはステンレスプレスシンクにセラミック加工を施したカラーステンレスシンクです。その加工方法はマネのできることは無いとメーカーであり開発者であるセラック工業の伊藤社長は自信をもって語ります。今回の「モノづくりの現場から」はCOMOシンク工場にお伺いしてたレポートをいたします。
ステンレスシンク製品検査
プレスタイプのステンレスシンクは「イシバシテック」「シゲル工業」「トヨウラ」各メーカーのシンクが標準設定されています。入庫したシンクのひずみなどを検査します。製品保管は機械式自動ラックで保管管理されています。
特殊表面処理
ステンレスシンクとセラミックの密着性を高めるためシンク素地の油分除去、加熱処理、サンドブラスト処理などの特殊処理を施し、化学的密着性を高めます。 特殊処理後の状態で、ステンレスには見えません。
セラミックコーティング剤の生成
セラミック顔料(ガラスパイウダーと酸化チタン)はダイノーミル(スイス製)によりとビーズ状のダイヤモンドより硬質なジルコニアにより撹拌、均一な撹拌はダイノミルならでは。
セラミックコーティング(4工程)
セラック工業独自の特殊セラミックコーティングを実現。コーティング量は微細な重量変化がセンサーされチェック、ロボットアームによる吹付処理により均一なコーティングが側面、底面の順に噴霧されます。熱加工後に再度噴霧、熱加工を4回繰り返しコーティングます。
熱処理(4工程)
均一な温度管理を要する熱処理は通常の焼付加工では考えられない±5℃の精度で焼成されます。コーティング同様に熱処理も4回繰り返され完成します。 画像は熱処理ラインから出てくるCOMOシンク
最終検査
完成品はカラーチェック、傷、セラミック膜厚チェックの厳密な検査が行われます。
梱包
通常の段ボール梱包はもちろん、配送時の事故を防ぐため独自の梱包補強をおこなっています。台のようになっているのが補強紙管です。
出荷
Eキッチンより出荷次第、発送伝票NOのご連絡を差し上げます。配送会社へ直接ご確認いただけます。